分数の足し算のやり方
By Math Questions Hub Team 更新日 2026年9月7日
分数を学ぶ小中学生と、宿題を手伝う保護者のために書かれています。
Quick answer
分数を足すには、同じ分母になるように書き直し、分子同士を足して分母はそのままにします。例えば 1/4 + 1/6 は 3/12 + 2/12 となり、足すと 5/12 です。
分数は全体の一部を表し、分子(上の数)を分母(下の数)の上に書いたものです。分数の足し算・引き算ができるのは、分母が同じときだけです。このガイドの内容はすべて、そのただ一つの条件から導かれます。
なぜ分母を揃える必要があるのか
分母は数えている部分の大きさを表しています。4分の1と3分の1は大きさが異なるため、1/4 + 1/3 は単に1と1を足すほど簡単ではありません。組み合わせる前に、両方の分数を同じ大きさの部分、つまり共通の分母で書き直す必要があります。
分母が同じ場合:簡単なケース
2つの分数がすでに分母を共有している場合は、分子を足して分母はそのままにします:2/7 + 3/7 = 5/7。
分母が異なる場合:解答例
1/4 + 1/6 を解きます。
- 4と6の最小公倍数は12です。
- それぞれを分母12で書き直します:
1/4 = 3/12、1/6 = 2/12。 - 分子を足します:
3/12 + 2/12 = 5/12。 - 5/12がすでに最も簡単な形であることを確認します。
分数の分子と分母を同じ数で掛けても値は変わりません。書き方が変わるだけです。1/4 と 3/12 はまったく同じ量を表しています。
分数の引き算
5/6 - 1/4 を解きます。
- 6と4の共通の分母は12です。
5/6は10/12、1/4は3/12になります。- 引きます:
10/12 - 3/12 = 7/12。
分数の掛け算と割り算
掛け算と割り算には共通の分母がまったく必要ありません。掛け算は分子同士、分母同士を掛けます:2/3 × 3/5 = 6/15、これは 2/5 に約分されます。割り算は2番目の分数を逆にして掛けます:2/3 ÷ 3/5 は 2/3 × 5/3 = 10/9 になります。
帯分数
1 1/2 のような帯分数は整数と分数を組み合わせたものです。足し算や引き算の前に仮分数に直します:整数に分母を掛けて分子を足し、分母はそのままにします。1 1/2 は 3/2 になります。
解答例:1 1/2 + 2 1/3 を足します。
- 両方を仮分数に直します:
3/2と7/3。 - 2と3の共通の分母は6:
9/6と14/6。 - 足します:
9/6 + 14/6 = 23/6。 - 帯分数に戻します:
23/6 = 3 5/6。
よくある間違い
- 分子と分母をそのまま足してしまう。
1/2 + 1/3は2/5ではありません。 - 分数を拡大するときに分子を変え忘れる。
- 答えを約分せずに残してしまう。
- 引き算の前に帯分数を仮分数に直し忘れる。
- 掛け算や割り算に共通の分母を使ってしまう。 その手順は不要です。
自分で練習してみる
Key takeaways
- 分数を足し算・引き算できるのは、分母が同じになってからだけです。
- 分数の分子と分母を同じ数で掛けても、見た目が変わるだけで値は変わりません。
- 分数の掛け算・割り算では共通の分母は不要です。
- 帯分数は足し算・引き算をする前に仮分数に直します。
- 最終的な答えが約分できるか、必ず確認しましょう。
Frequently asked questions
なぜ分子同士、分母同士をそのまま足せないのですか?
分母はそれぞれの部分の大きさを示しているからです。1/2 と 1/3 は異なる大きさの部分でできているため、上と下をそれぞれ別々に足しても、同じ大きさの部分を組み合わせたことにはなりません。まず両方の分数を共通の分母で書き直す必要があります。
共通の分母を見つける一番速い方法は?
2つの分数なら、2つの分母を掛け合わせると必ず共通の分母になりますが、最小とは限りません。それぞれの分母の倍数を並べて共通する数を見つけると、最小公倍数の分母になります。
分数の掛け算に共通の分母は必要ですか?
いいえ。掛け算は分子同士、分母同士を掛けるだけで、最初の分母が一致しているかどうかは関係ありません。共通の分母が必要なのは足し算と引き算だけです。
3 + 1/4 のように整数と分数を足すには?
整数を同じ分母の分数に書き直してから足します。3は12/4になるので、3 + 1/4 = 12/4 + 1/4 = 13/4 です。
分数が完全に約分されているかどうかはどう分かりますか?
分子と分母の最大公約数が1のとき、その分数は完全に約分されています。